氷河期初期世代おばはんの日々うらうら

就職氷河期初期世代のおばさんが時事問題に思ったりすることや、日々のあれこれ

インディとショーティ、最高だよ!!!

アカデミー助演男優賞をジョナサン・キー(キー・ホイ・クァン)が受賞!!!
普段、ふーん、この人が受賞したんだー、くらいにしか思わない私が、思わず非常に嬉しくなってしまう受賞だ。

 

物心ついた時からスターウォーズを見て、「激突!」未知との遭遇」「E.T」、そして勿論インディ・ジョーンズと共に育ったような私にとって、インディと一緒に「小さな相棒」として活躍したショート・ラウンドはしっかり覚えている。
インディ作品には、他に、「協力者」として数作、サラーというエジプト人の仲間が登場しているが、ショート・ラウンドは2作目の「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」にしか出ていない。
おそらくだが、アジア以外が舞台になっているところでショーティをどう動かすかが難しかったのと、子役はあっという間に育って大人になってしまうので、あの子供の可愛い、「ショート・ラウンド」を再び出すことが難しかったのではないかと思う。

 

私はショート・ラウンドのこましゃっくれて、でも可愛くて、表情豊かで、すかしてるようで愛情深い役柄がすごく好きだった。
グーニーズキー・ホイ・クァンが出演して活躍しているのも嬉しかった。
しかし、気付くと映画界に彼の名前はなくなっていて、いわゆる「子役俳優」で俳優業をやめて、他の人生のルートを選んだのかと思っていた。

 

それが、実際は裏方ではあるが、制作側でずっと映画界にいてくれたのだけでも嬉しかったのに、俳優復帰作でオスカー受賞とは!!!
しかもしかも、この復帰作、「Everthing Everywhere all at once」一体いくつオスカー取るんだよ!!
なんか嬉しくて涙が出ちゃうよー!!!
わーいわーいって言いながら、走り回りたくなっちゃうよぉ!!


オスカーというと、結構「真面目な」作品が受賞することが多い。
なので余計に、エンタメ色の強い作品で、7冠達成!?まだ増えたりして!?なんて状況が嬉しすぎる。
しかも作品賞のプレゼンターがハリソン・フォードって!!!
もう、「全米が泣いた」ってのはこういう時に使う言葉だろ!って思ってしまう。(現在うるうる中)


ハリソン自身は、オスカーには縁がないようで受賞していない。
しかし、プレゼンターのハリソンとジョナサン・キーは壇上で抱き合い、ジョナサンはもう感極まっているのがよく分かる。
ハリソンの後ろ姿からも、いつもの「にやり」ではない、特上の笑顔なんだろうな、という嬉しさが感じられるくらいだ。

 

昨年のディズニーイベントでハリソンと再会した、感動ショットをInstagramに載せていたジョナサン。ハリソンはもう自分の事なんて覚えてないだろうな、と思いながら、おずおずと声をかけたらしい。しかし、ハリソンの返事は「ショート・ラウンドか?」だったというから、もうこの時点で泣けてくる。
その時にも「I love you, Indyという、ショート・ラウンドのセリフがそのまま出てきたと書いていた。
「魔宮の伝説」の中で使われた台詞だ。
その後、ハリソンが見せた「にやり」という、あの独特の笑い方。


ハリソンは、次のインディアナ・ジョーンズがハリソン最後のインディだと公言している。既にクランクアップしているからどうにもならないが、ちょっと電話をかけているだけ、でもなんでも、「ショーティ、これを調べてくれよ」のように、「ショート・ラウンドが大人になっても、インディとはつながっていたんだ」というようなシーンを挟み込んでくれないだろうか。
もう、絶対号泣するから。