氷河期初期世代おばはんの日々うらうら

就職氷河期初期世代のおばさんが時事問題に思ったりすることや、日々のあれこれ

ネコ型配膳ロボットと、その先の未来

外食チェーンで使われるようになって、かなり認知度も高まった配膳ロボット。
ネコ型ロボットは、私はSNSで最初に見て、「可愛いな~」「見てみたいな~」と思っていたが、残念ながらコロナ禍+独身。
出張や友達と旅行、等の時くらいしかファミレスを使わなかったので、お目にかかる機会がなかった。


それが、最近家族に不幸があり、本当に久しぶりに家族、親族とあれこれやらなければいけないことが出てきて、お腹減ったね、となるともうパッとファミレスに入ってしまうのが一番楽で(和食にするか洋食にするか、中華にするかとかで悩まなくていいし、
何より子供から年配の人まで選択肢があるので)、それで何度かファミレスに行っている。
そして!ついにネコ型ロボット君と対面!!!!


普通にタッチパネルで注文して、運ばれてくるのを待っているだけなのに、ロボットが動いていると「こっち来るかな?他のテーブルかな?」と思わずワクワクしてしまった。
自分たちのテーブルに来た時は、年甲斐もなく「わーい!!」という感じ。
表情が変わったり、しゃべったり。
ロボット同士が「通して!」とケンカ?したり、「充電してにゃーーー!」と叫ぶところも是非見てみたいと思ってしまう。


子供たちも喜んでいて、食べ終わったと思われる他の席の子供も、ロボット君が通ると振り返って見ている。
その時は、無理に触ろうとしたり追いかけたりする子もいなくて、みんなキラキラした目でロボット君を見ていた。
食べ終わったらすぐに席を立ってしまって、店内を歩き回ってしまう子供にご両親方は苦労しているようだが、ロボット君がいれば、興味の対象がそちらに行くので、おとなしくしてくれるのかもしれない。
「ニャンコロボット君の邪魔しちゃダメだよ」と言った方が、「他の人に迷惑になるからね」よりも子供は聞きやすいのかもしれないなぁ。


そして大人でも、「冷めてる!」「遅い!!」などと騒ぎ立てる不快な声をあげる人もいない。
そりゃそうだ。ロボット君相手にクレームつけてても、周りから逆に面白がられて自分が恥ずかしい目に遭うだけだ。(多分動画取られるぞ)
可愛くて有能なだけじゃなく、クレームも減るとはうまいものだ。
従業員が足りない時にも、勿論力強い戦力になる。

 


ロボットの時代が本当に近づいているんだなぁ、SFだなぁ、と、私もニヤニヤしてしまう。

 


ネコ型ロボット君を見ていて、持って来てくれた食事を家族に渡したりしていた時に、「あーこれ、なんだろう、なんかに似てる」と思ったのだが、後で思い返すと、多分スターウォーズ(最初の三部作)でのR2-D2とルークとのやり取りだ。
C3POも好きだが、私は昔からR2-D2が好きだったので、ルークが腰をかがめてR2-D2とやり取りをしたりするシーンが好きだった。
最初のスターウォーズのラスト付近のドッグファイトR2-D2が撃たれてしまった時は、めちゃくちゃショックだった。
(後で修理されて出てきて、すごく嬉しかった記憶)

 

SFの中でのもの、アニメの中でのものが、少しずつ現実になってきている。
「完全に」ではなくとも、それに合わせたイベントなどもある。
Back to the Futureの「未来」は2015年だったが、それをすっかり忘れていて、確かお台場だったかな?でイベントをやっているニュースを見て、「そうか!!!2015年10月21日だ!!!」と、一瞬でアドレナリンが出てしまった。
Back to the Futureの「未来」で描かれて、その後、実現されているものとしては、タッチパネルやビデオ会議、指紋認証等がある。
お台場のイベントでは、まさにその時間、「2015.10.21.16.29」デロリアンが登場する等していた。(空は飛んでません。笑)
ファンの中では、やはり「空飛ぶ車」や「ホバーボード」が実用化されないか、とワクワクしている人も多いと聞く。


過去に作られた映画やアニメ、小説、漫画、そういったものの中で「西暦〇〇年」と近未来を設定していた「その時」が来ると、現実がどこまで追いついたかとか、これは予言だったのかとか、そういう話が上がってくる。
勿論、私も過去の映画を見ていたりして、「あれ、これ去年だ」とか思うと、どこまで来たかな?と考えたりする。
そして、特にアニメなどでは、「子供の頃」に近未来のものを見ていると、その技術を実現させよう、と研究する人も出て来る。


確か、ナウシカメーヴェは実際に作って、飛ばした人がいたはずだ。
等身大の「動く」ガンダムも、確かに乗って操作するところまでは行っていないが、既に「動く」ところまでは行っている。


タブレットPCなども、実は2001年宇宙の旅で描写されている。
スマートホーム機能も、SF映画でよく描写されていた。
「電気を点けてくれ」とか、主人公が話している横で、自動掃除機がウイーンと動いていたり。


個人的には、私が実現化してほしいなぁと思うのは、「マイノリティ・リポート」で出ていた「空中投影スクリーン」とでもいうか、あのプロジェクターというかディスプレイかな。
視力が悪くなるかも、という気はするが、あの切り替える時の動作をやってみたい、と思ってしまう。
VRヘッドセットをつけたら、結構近いところまでは行ってるのかな)


攻撃力云々をすっ飛ばせば、一番見てみたい技術は波動砲かもしれないけど。


かつては技術大国ニッポンと言われたのだから、オタクパワーも発揮して、新技術で頑張ってほしい・・・と心の底から思うのであります。