氷河期初期世代おばはんの日々うらうら

就職氷河期初期世代のおばさんが時事問題に思ったりすることや、日々のあれこれ

痛勤ラッシュ・・・・

私は朝の通勤ラッシュが「痛勤」ラッシュになるところに住んでいるのだが、今日は久しぶりにひどい目にあった。
まず、そもそも遅延が発生していたので、私の乗車する駅では3本見送ってやっとぎゅうぎゅうの中に割り込める状態。
ギリギリだなぁ、暑いしやだなぁ、と思っていたところで電車が来たので「さぁてこれには乗れるかな」、と腕力で体をねじ込む。(実際こうしないと永遠に乗れない)
よし!!!と思ったところで悲劇その1。


突然顔面にリュックがぶつかり、電車の外に体が投げ出される。
コケなかった自分すごい。
え、何!?と思ったら、そもそも列に並んでいなかったおじさん(何しろ3本見送っているから、自分の前後左右にどんな服装のどんな人がいるかは何となく分かっているものだ)が、前に抱えたリュックごと、左右にブンブンと体を振りながら割り込んできたのだ。
そのブンブンという動作はリュックも当然同じになるので、私はそのリュックがぶつかって体が弾き飛ばされた、というワケだ。


駅員さんはちょっと離れたところにいたのだが、突然、並んでいる列を無視して割り込んできたおじさんと、電車から転げ出る私に、次の電車に乗ろうと待っていた列の先頭の人達がびっくりして、体を支えてくれた。
本当に有難う(泣)


長年、満員電車で通勤しているが、リュックブンブン攻撃で弾き飛ばされたのは初めてだ。
満員電車にぎゅうぎゅうと乗り込んでいき、自分の前の人が「ドアの上部に手をかけて突っ張って、何とか身体を車内に入れている状態」から乗り込むのは無理なので、暗黙の了解でそこは「あーダメか」となる。
背の低い人だと、ドアの上部に手が届かない、もしくは持っている荷物の関係で片手をフリーに出来なかった、等でドアが閉まり始めてから、何とか身体や荷物を車内に頑張って納める状態になる。
小柄な人だと、「おお、そこに入れたか」という隙間を縫って乗り込む人もいるが、今日のは違う。


私は「既に身体が電車内にあった」が、弾き飛ばされて、私のいた空間にリュックブンブンおじさんが乗った、という事。


いや、これマジで危なかった。
被害状況。
片耳ピアス紛失。(おそらくすっ飛んだ)
右耳付け根から頬にかけて擦過傷。
無理な体勢で体を支えたためと思われる、左足首の軽い捻挫。


これで済んだの、奇跡だよ。
眼鏡も吹っ飛ぶ可能性は高かったし、ちょっとズレてたら顔面か、右側頭部にリュック直撃だったと思うし(ラッキーにも、実際ぶつかったのは右耳辺りだった)、何しろこっちもドアが閉まるまでの辛抱!と踏ん張っていたので、弾き飛ばされた時に電車とホームの隙間に身体がストンと落ちる可能性もあった。
(実際落ちたことあり。カバンで引っかかったり、反射的に腕をつかんでくれた人がいたりで、本当に線路までストーーーンと行った事はない)
隙間に挟まれなくても、上手く踏ん張れなかったら、思いっきりコケた可能性もあった。
持っているPCが破損する可能性も高かった。(壊れてなくてよかった)


それがとりあえず物理的にはピアス片耳だけで済んだし、体も擦過傷(髪の毛と化粧でギリ隠せる)と軽い捻挫で済んだ。

 

しかし!!!!
リュックブンブンおじさん!!!あんた、マジ迷惑だし、危ないよ!!!!!
次見つけたら・・・いや、危ない人からは回避行動が一番やね。


これだけでも今日はツイてないかも、だったんだけど、悲劇その2がその数分後に発生。
悲劇その1の次の電車に乗っていた私だが、やはりこれも満員ギューギュー。
そんな中、途中駅で全く見えていなかったスーツケース持ちのおじさんが無言のまま、反対側のドアに突進
スーツケースが重かったのか、混んでいて少しも上に上げることが出来なかったのかは分からないが、ドアから、反対側のドアまで直線に無言のままに突き進む。
無言なので、その人がスーツケースを引きずっている事は全く分からず(私含め、立ってる人全員そうだったと思う)、従ってその直線上にいる全ての乗客の「足の上」をスーツケースで突破するおじさん!!!!


ええ、私も轢かれましたよ、スーツケースに。小さいけどクッソ重かったから、書類がぎっちりか、工具が入ってるとかだったのかな。
先程捻挫した左足も思いっきり轢かれ、また右足も運の悪い事にその直線上にあったので轢かれる。
私の「グォッ」という声に重なるようにあちこちから「うわ」とか「ぐっ」とかの声が上がる。
しかし、おじさんはそれでも無言。
「降ります」「通ります」「すみません」
何もなし!!!!!!


私の左足は足首は軽く捻挫した状態で、まだ「ちょい痛いけど、びっこひくほどではないか」だったが、両足の甲を重たいスーツケースで轢かれたために、降車駅に着いた頃にはよろよろ。
何とか地下鉄に乗り継いで数分遅れで出社し、改めて自分の状態を見てみると、ローファーは傷だらけ、ストッキングばりばり、両足の甲に少し擦過傷(ローファーとストッキングで少しはガード出来たらしい)。
ピアスは片っぽないし、顔の右側は傷あるし(洗って消毒して、髪の毛で隠した)、左足はズキズキしてくるし。


お昼休みにひょっこりひょっこり歩いてドラッグストアで湿布と包帯(うまく合う部位のサポーターがなかった)を買って、左足自己治療。


ううう、あいつら許せん。
リュックぶん回して割り込んでるんじゃねーよ!!
降りたい時はせめて「降ります」くらい言え!!!スーツケース持ってるんなら、余計に言え!!!
そういう声が聞こえたら、みんな体ひねったりなんだりで道作るんだから!!!

やっぱり明日から、メリケンサック風指輪嵌めて通勤してやる!!!!
うううーーーー!!!!!足痛いよぉ・・・・・